横道には何かがある。

現在連載(?)中のレコーディング環境記、いやあ、ただ単純に現在のレコーディング環境を書けば良いだけの事なのはわかっています。
わかってはいるのだけど、書いている途中に色々と巡るものがあり、どうしても横道にそれてしまう。

実際、僕は横丁や路地が大好きだ。
徒歩で移動する時は、地元でも旅先でも、好んで裏路地を行く。

要するに、少し天邪鬼なのだと思うが、歩くと色々な発見が僕に刺激を与える。

表と裏の表情というのは、ここまで違うのか。
裏があってこそ、表の華々しさがあり、また、表の体裁があってこそ、裏のごちゃごちゃ加減に深みが出るのだ。

また、行きは表で帰りは裏、そして、その逆もまた良い。
更にはその斜めを行ったり、くねくねと彷徨ってみたりできるようになると、そのあたりはもう、自分のテリトリーのような気持ちになる。

もし、ある時敵や災害がやってきても、すぐに状況を判断し、正しい道を選択でき、強者を追い払ったりその災難から逃れたりする事が出来るのである。

ここまで来て、まあ、何が言いたいかというと、

「ね、また逸れてるでしょう?」

つづく