My Stuff – 僕のレコーディング環境記⑩

 自分のミスを棚に上げて、『Cakewalk』のせいにした挙句、「自分の曲がもっとうまくいったはず」などという傲慢な終盤で幕を閉じた前回を振り返って、少し反省。 『Cakewalk』の良かったところは(あくまでも、自分の意見ですが)、ミュージ郎譲りの打ち込みのしやすさだったと思う。 

 後々のDAWソフトよりも1音1音の音を確かめやすい(詳細は次回以降に出てくると思います。)から、ピアノやベースを打ち込んでいる時でも入力前に確かめながら和音を構成できる。 使っているときは、当たり前だと思っていたちょっとした仕様も、後になってとても考えられた素晴らしい機能だったんだと気づき、新しいDAWソフトとの操作性の違いに慣れるまで、イライラしたのを思い出した。

 あと、当時の面白勝ったことといえばMDI規格の違い。 このMIDI規格とは音色の順番(No.1はピアノ、No.2はオルガン、とか)を決める規格。

つづく。