My Stuff – 僕のレコーディング環境記⑪
Rolandは独自のGSフォーマットという規格で、Rolandが決めた音色の順番でした。 ただ、世界的には(というか徐々に)GMフォーマットというもが基準となっていて、 Roland製のソフト以外を使おうとすると、音色を選ぶときにずいぶんと困惑した。 例えば、GSフォーマット番号1のピアノの音をGMフォーマット基準のソフトで鳴らそうとすると、番号10を指定しないと鳴らなかったり、また、その当時持っていたKORGのM1はGMフォーマットだったので、それをCakewalkで鳴らそうとすると、その逆をしなくちゃいけなかったり。
説明してて、たぶん理解をしてくれる方々は同年代の方々だけで、今の若い世代にはなんのこっちゃわからないだろうな、と思いながら説明してみた。 でも、これもDAWの歴史の面白いところだと思う。
昔、ビデオテープの規格でベータとVHSが争った、あの時のように。
つづく。