My Stuff – 僕のレコーディング環境記⑦

『Cakewalk』と『UA-100』で初めて作った曲は「僕の常識」という曲。
この時期はまっていたバンドのアコースティック感を出したくてギター一本とボーカル2本で作った曲だ。
 当時の自分としては社会に突きつけるようなエッジのきいた歌詞(のつもり)だったが、結局は「自分勝手(自分中心)にやらせてくれ、世の中よ」という内容だった。 ただ、自分はこの歌詞が好きなので、いい詩かどうかは別としてそれでいいと思っている。

 2曲目は、未だに僕のソングライティングに影響を与えていて、バンドで披露する時も常にメインに持っていってた「ちょっとね」だったか。 
 いつものようにコードをじゃらんとはじいていると『Bメロの1度上げコード→戻る』の部分を気に入り、さらにそこに気持ち良いメロディーが乗っかったとこからこの曲が一気に花開いた。
 その後すぐにイントロができ、サビができ、「ちょっとね」という、タイトルにもなったフレーズが飛び出して完成した。

つづく。